
無茶々園は愛媛県西予市明浜町で40年以上にわたり、環境保全型農業に取り組む生産者団体です。主な産物は柑橘を中心とした農産物ですが、地域の海産物も取り扱っています。そんな無茶々園が青のりに取り組む理由とは?
地域とともに

無茶々園は愛媛県西予市明浜町で40年以上にわたり、環境保全型農業に取り組む生産者団体です。主な産物は柑橘を中心とした農産物ですが、地域の海産物も取り扱っています。
明浜町は入り組んだリアス式海岸に囲まれた穏やかな宇和海に面しています。山が直接海に繋がるこの地域では、農業と漁業の距離が近接しています。無茶々園では 「山を守ることは、海を守ること」の考えのもと、環境保全とまちづくり、産直販売に共に取り組むことで、明浜や近隣の漁師・真珠生産者と提携してきました。
愛媛県では 2019年から真珠を作るアコヤ貝 の大量へい死という問題が発生しています。次の母貝の状態も不透明な中、コロナ禍で流通が止まり、明浜の真珠産業は危機的な状態に。このまま何もしなければ代々受け継いできた真珠産業が途絶えてしまう。その維持の為にも新しい取り組みをと行き着いたのが、青のり栽培です。
海の生産者

青のり生産を行うのは佐藤真珠。獲れた青のりの粉砕からパック詰めまでの加工を行うのは網元・祇園丸。どちらも海産物の生産だけを行う会社ではありません。生産活動と同じくらい環境改善活動にも力を入れています。合成洗剤を極力使わず廃油から作った石鹸を使用する運動、地元小学生とワカメを植え、海を豊かにする活動などを行っています。

環境保護にもつながる青のり栽培

藻類は森林の10倍の CO2を吸収すると言われており、地球温暖化防止に向けた有力な CO2吸収源として世界から注目を集めています。
青のりにはいくつかの種類がありますが、その中でも「すじ青のり」を栽培しています。気候や環境に左右されない栽培だから、一年を通して安定して収穫できます。青のりの成長に必要なものは海水と太陽の光。美しい海が広がり、日照時間の長い穏やかな気候の明浜町は青のり栽培にぴったりの場所でした。

青のりの栽培は、海上ではなく陸上のプールで、ろ過した地下海水を使って養殖しています。地下海水をろ過することで青のり以外の藻類や、アレルゲンとなるエビやカニなどの混入を防いでいます。また、包装前に色彩選別機を使用し、人の目では判別が難しい細かな異物の混入も防いでいます。
無茶々園の青のり

すじ青のりは糸状で、青のりの中でも特に香りが強く、なめらかな食感、色が鮮やかな緑色になるため高級品として取り扱いされています。柔らかで香り豊かな青のりは、香りづけ、彩りとして様々な料理にお使いいただけます。

■青のり 原藻
内容量:3g
原材料名:すじ青のり(愛媛県産)
収穫して乾燥したままの「原藻」タイプは粉末状に加工していません。食べやすい大きさにほぐしてお召し上がりください。みそ汁やお吸い物などの具材にしたり、かき揚げなどにも。ほぐす際に広がる豊かな香りも楽しみのひとつです。
■青のり 粉末
内容量:3g
原材料名:すじ青のり(愛媛県産)
乾燥させて細かく粉砕した「粉末」タイプは、お好み焼き、たこ焼き、焼きそば、パスタ、サラダ、スープなどに。磯の香り豊かで鮮やかな色合い、和洋中様々なものにお使いいただけます。