
今年も梅仕事シーズンがやってきました!5月下旬、まずは「小梅」が入荷。6月に入り「青梅」が店頭に並び始め、「梅干用」の梅と続きます。「青梅」は主に、梅酒や梅シロップ(梅ジュース)づくりに使われますが、これに欠かせないのが「氷砂糖」。粗糖など他のお砂糖でも作ることは可能ですが、純度の高い氷砂糖は果実を漬けるのに最も適しています。
氷砂糖とは

氷砂糖は、砂糖の原料「さとうきび」や「てん菜(砂糖大根)」などを結晶化させたもの。一般的なお砂糖の比べて純度が高く、ゆっくりと時間をかけて溶けて果実のエキスを浸透圧の力でしっかり引き出してくれます。また、味にもクセがなく果実の風味を生かした上品な味に仕上がるので、自家製の梅酒をはじめとする果実酒やフルーツシロップ作りに適しているのです。
同じ氷砂糖でもメーカーや製造方法によって異なります。国内で製造されている氷砂糖でも、輸入の原料糖を使用しているものもありますが、国内の原材料を使用した原料糖から作られているものも。また、氷砂糖には十六面体の結晶の“クリスタル型”と、ゴツゴツした形のいわゆる“ロック型”と言われるタイプのものがあります。ロック型は昔ながらの製法で時間をかけて自然に結晶化させて作られます。クリスタル型に比べるとロック型の氷砂糖の方が水に溶けやすい特徴があるため、用途によって使い分けてみてください。
砂糖の溶けるスピードが遅く梅のエキスを抽出するのに時間がかかると、その間に梅シロップが発酵しやすくなります。そのため、特に梅シロップづくりでは純度が高くより溶けやすい、ロック型の氷砂糖がおすすめです。
国産原料100%の氷砂糖

北海道産「てんさい糖」を養老山地の伏流水で溶かし、2週間かけて自然に結晶化させました。ISO認証を受けた工場で昔ながらの製法で生産。溶けやすく、果実酒やシロップ作りに活躍します。
国産原料100%氷砂糖(ロック)1kg (商品コード: 2013565)

梅シロップの作り方

【原材料】
・青梅 1kg
・氷砂糖 1kg
【つくり方】
1.青梅を水で洗い、布巾等で1つ1つ水気を拭きとる。
2.梅のなり口の部分のへたを竹串を使ってとる。
3.ホワイトリカーなどで消毒した保存瓶に、青梅と氷砂糖を交互に入れていく。
5.冷暗所に置き、1日数回瓶をゆする。(徐々にシロップが上がってきます)
6.1週間~10日程度で氷砂糖が完全に溶け、梅がしわしわになったら梅を取り出す。
※発酵をおさえるためにお酢を入れる作り方もあります。
※出来上がった梅シロップを長期保存したい場合は、加熱殺菌して冷蔵庫で保存してください。
2025年梅の入荷情報

昨年は稀にみる不作の年、今年も全国的に「冷温」「ひょう害」「開花遅れ」等で状況は芳しくありませんが、ゆうき八百屋は昨年出荷の無かった産地や品種を取り揃え、昨年以上の取り扱い量を予定しています。
発注・入荷情報の詳細はWEBオーダーをご確認ください。
※掲載の内容は、天候や収穫の状況次第で変更する可能性があります。
※出荷の情報は、時期や防除など含め、今後変わる可能性があり随時更新いたしますので、必ずご注文の前にご確認をよろしくお願いいたします。
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