
おせちの定番の里芋「八つ頭」は里芋の一種。末広がりの「八」と、人の頭になる(出世する)という意味、また、里芋自体が小芋がたくさんできる子孫繁栄の象徴として縁起が良いとされ、おせちの煮しめにも使われます。
里芋との違い
一般的な里芋の種芋を植えつけると、親芋の横から出た芽が成長し分球して小芋ができ、さらにその小芋から分球したものが孫芋になります。これは、子芋だけを食用にする品種“子芋専用種”で、親芋は硬く食用には適さないので流通されません。私たちが普段よく食べている里芋は、小芋と孫芋の部分なのです。
一方の八つ頭は“親子兼用種”で、親芋と子芋が分球ずゴツゴツとしたひとつの塊状に肥大したもの。親芋含めて全部が食用になります。
ちなみに、“親芋専用種”として有名なのは、京いもで、小芋はできず長細い円筒状に肥大化したもので、親芋のみを食用とします。見た目が筍に似ている事から、たけのこいもとも呼ばれています。

八つ頭の特徴
八つ頭はその形が頭が八つ集まったような見た目なので、「八つ頭」と呼ばれるようになったとか。別称「九面芋」と書いて「やつがしら」と読ませますが、これは親芋1に8つの芽を出した小芋がつく、合計9面がある、という意味なのだそうです。

八つ頭は、一般的な里芋に比べるとぬめりは少なくホクホクとした食感が楽しめます。肉質もしっかりとしていて煮崩れもしにくいので、お煮しめに最適です。
縁起のいいおせちの定番
八つ頭の「八」は末広がりで縁起の良い数字として古くから伝わっています。また、「頭」は、人の頭になる、つまり出世するという意味として縁起物とされます。さらに、小芋がたくさんできる子孫繁栄の象徴としても縁起が良いとされ、おせち料理の定番に。旬は11月頃から1月頃ですが、ほとんどがお正月用食材として12月に流通します。ゆうき八百屋でも季節商材として、今年は「さんぶの八つ頭 500g」が入荷します!
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