
和梨は夏に最大の人気品種、幸水の出荷が始まり、秋になると入れ替わるように「豊水」が出荷されます。豊水は幸水、新水と合わせて「三水」の一つとされる赤梨。幸水の血を引きますが、幸水より大玉で果肉は緻密でやわらかく、甘味が強いだけでなく適度な酸味もあり、そのバランスが絶妙です。
「豊水」とは

日本では、皮の色や質感、味わいの違いから、赤梨(あかなし)と青梨(あおなし)の2つに和梨を分類しています。
赤梨(あかなし)は、果皮が赤茶色で表面にざらざらとした斑点(コルク)がある和梨のこと。代表的な品種には、幸水(こうすい)・ 豊水(ほうすい)・新水(しんすい)・ 南水(なんすい)・秋月(あきづき)・新高(にいたか)・長十郎(ちょうじゅうろう)など。
ちなみに、青梨で代表的なのは、二十世紀(にじゅっせいき)や新世紀(しんせいき)などがあります。
豊水は幸水、新水と合わせて「三水」の総称で親しまれており、和梨の中でも人気の赤梨です。早生品種である「幸水」は、早い地域では7月下旬、8月上旬から9月上旬にかけて収穫されます。「豊水」は中生品種で、8月下旬から9月下旬、10月上旬頃まで収穫されることもあります。

豊水(ほうすい)は、幸水(こうすい)とイ-33(石井早生× 二十世紀)という2つの品種を交配したもの。琥珀色の皮は、少しざらざらとして斑点があるのが特徴です。
ちなみに、この斑点は“果点(かてん)”や“果点コルク”と呼ばれる気孔の跡で、水分を保つ役割があるのだとか。食べても害はありません 。梨が甘く成熟してくると、このざらざら度が減ってきます。

豊水(ほうすい)、 “豊かな水”というその名のとおり、切れば果汁が滴り落ちるほどのジューシーさ!みずみずしい食感が特徴です。
甘みと酸味のバランスも絶妙で、さわやかな風味が魅力の和梨です。